技術企業のための押さえておくべきドイツビジネスメディア

製造業企業にとって、Industry 4.0を掲げており、
自動車や産業機器の市場でもヨーロッパでメインとなる
ドイツを重点市場に置いている場合が多いかと思います。

ヨーロッパにおける展示会でも、
Hannover Messe(産業機器)、モーターショー IAA(自動車)、
boot(マリン)、BAUMA(建設機械)、K(プラスチック)など、
国際的に重要なイベントがドイツ国内で開催されています。

ヨーロッパの中でも、ドイツは、
産業分野では、まだ紙ベースのメディアが読まれているということや、
ライターがエンジニアの経歴を持っていることが多く、
詳しく技術に関して掘り下げた記事や広告展開が求められる、などの
特徴があります。

ビジネス展開や、展示会やに合わせて、
ドイツ向けの広告出稿のプロジェクトも多くあるため、
日本企業のニーズの多いドイツメディアをまとめてみました。


Handelsblatt / ビジネス雑誌
なんといっても、日本でいう日経新聞のような存在にあたる
ドイツの経済紙が Handelsblatt。新聞版とデジタル版があります。
デジタルでは、ドイツ語版とグローバル版のサイトがあります。

ビジネスの意思決定者層への訴求に展開する企業が多く、
ドイツ市場に展開する日本の技術企業の話題もカバーしています。






Capital / ビジネス雑誌
ビジネス雑誌では、Capital 月刊雑誌とデジタル版があります。
発行部数は、136,819 (IVW 4/18)



VDI nachrichten / エンジニア向け新聞

VDI nachrichtenウィークリー新聞、デジタル版もあります。
ドイツのエンジニア向けのテクノロジーに特化したメディアです。
発行部数 145,488 (IVW IV/2018)


他にも、それぞれの産業界に特化したメディアがありますが、
また業界ごとに紹介したいと思います。

今回はこのあたりで。
それでは、また。


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Mariko Fukui
海外メディア戦略 / コンサルタント
PR会社、海外事業会社などを経て、ヨーロッパと日本を拠点に、日本企業の海外情報発信の戦略構築や人材育成のコンサルタントをしています。海外メディア広告、PR、海外展示会など、主に大手製造業のコーポレートコミュニケーションを担当しています。まだまだ日本企業での海外PRの専門家の育成はこれからですが、できるだけ多くの担当者と海外向けコミュニケーション戦略や手段を共有すべくブログでの発信をはじめました。
Aalto International Japan

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