国際間コミュニケーションというテーマ
























日々全力で走っているなか、ふとしたきっかけで、
なんでこの仕事をしているんだろうと思い返すことがあります。


私達は、海外向けのコミュニケーション戦略や広告を展開していますが、
私たちの仕事のまんなかにあるミッションは、

『日本と海外を繋ぐ』ということ。
創業当時から、変わらずにここにあります。


これほどにも外国に行きやすくなり、
情報を入手しやすくなっている世界の土台があっても、
まだまだ、繋がっていない。

伝えるべきことが、伝わっていない。
伝わって、そこから生まれるべきことが生まれていない。

幼い頃から、
もともと繋がっていた方がいいはずなのに、なぜか繋がっていないこと。
もっと仲良くしていれば何かができるのに、なぜかお互いを理解できないこと。

「なんで繋がってないの?」

何かと何かに境界線が存在するという概念が理解できづらかった私は、
小さなことから大きなことまで、
そのふたつの間にある境界線が生み出す何かをなんとか解決したくてしょうがなかった。

大陸と大陸の間を繋ぐ海、
そこで常に止まらずに動き続ける波のようにありたいなと
昔から想像に浸っていました。

気づいたら、国と国をコミュニケーションで繋ぎたいと
Aalto(フィンランド語で波)という会社を創ることになり、
今に至っているわけでもあります。


最近は、仕事で担当するクライアントの事業や製品が、
最終的に、世界に何をもたらしていくのか、
ひとつひとつの案件ごとに改めて考えることが多くあります。


特に、テクノロジーの領域のプロジェクトも多い中で、
そのテクノロジーが何を変え、
人にどのような影響を与え、その結果、
社会、世界がどうなっていくのか、
果たして、それは持続的な世界に繋がるものなのかどうか。


日本と海外を繋ぐ役割を担って生きるなかで、
発信するという行動から生み出す世界への影響力の責任感を感じつつ、

また同時に、私たちが繋ぐ役割を担うことで、
世界に、今までになかった新しい出会いや機会、影響を生み出すということを
忘れずに、日々取り組み続けたいと思っています。


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Mariko Fukui
海外メディア戦略 / コンサルタント
PR会社、海外事業会社などを経て、ヨーロッパと日本を拠点に、日本企業の海外情報発信の戦略構築や人材育成のコンサルタントをしています。海外メディア広告、PR、海外展示会など、主に大手製造業のコーポレートコミュニケーションを担当しています。まだまだ日本企業での海外PRの担当者の育成はこれからですが、できるだけ多くの企業に海外向けコミュニケーション戦略や手段を共有したいという想いから、ブログでの発信をはじめました。
Aalto International Japan

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